タオルの知識

タオルの種類とサイズについてタオルの製造工程による分類 

〈タオルの種類とサイズについて〉


タオルとは主に「水を吸い取るための布」で私たちの生活の中で日常的に使われています。タオルは用途を基準として呼び名が付けられています。

■ フェイスタオル
洗顔や入浴等でもっとも一般的に使用されるタオルです。幅30〜35cm、長さ80cm前後のものが多くなっています。
■バスタオル
湯上がりに体を拭くときに使います。幅60〜80cm、長さ110〜150cm程度です。一回り大きい大判バスタオルや逆に一回り小さいコンパクトなサイズなどもあります。

■ハンドタオル
片手に持てる小さいサイズで、ウォッシュタオル(洗う)・タオルハンカチ/ハンカチタオル(手拭き・汗拭き)オシボリタオル(濡らして使用)、タオルチーフなどの総称です。幅、長さともに35cm以下のものが多いです。
■ タオルハンカチ/ハンカチタオル
ハンドタオルの中で、ハンカチとして使用するものをさします。20〜30cm角で様々なデザインを凝らしたものが多数あります。
■ スポーツタオル
運動時等の汗拭きや洗顔など比較的多くの水分を吸収する用途で利用   します。幅35~45cm、長さ90~130cm程度のものをいいます。

■このほかにも、クビに巻いて使用するマフラータオル、海やプールで使うビーチタオルなど様々な種類があります。
タオルの機能や規格などからの用途分類以外に、次のような呼び名があります。
■ ギフトタオル
タオルを箱入れやラッピングして、贈答用にしたタオルパッケージを言います。
■オリジナルタオル
チーム、学校、団体等のイベントや記念品として独自のデザインを施すタオルを言います。業界では「名入れ」という用語が利用されます。
■ラップタオル
タオルに紐、ゴム、ボタンなどを付けて、体を覆う衣類とするものを言います。
 

〈タオルの製造工程による分類〉

タオルはその製造方法によって分類することができます。
織り方による分類
■先晒し(さきざらし)・後晒し(あとざらし)
タオルは製造工程により先晒しと後晒しの2つに分けることができます。”晒し(さらし)”とは、糸についた不純物を取り除き(精錬)、白く漂白する工程のことです。タオルを織る際に糸切れを防ぐためにつけた糊(のり)や、材料である綿糸にもともと付着している油分や不純物をきれいに取り除く工程です。
その”晒し(さらし)”をタオルを織りあげる前に行うのが「先晒し」、後で行うのが「後晒し」です。
先晒し、ということは先に晒した糸に色を染め上げてから柄を織り上げるジャガード織りで用いられます。ジャガード織りは国内では愛媛県今治市で多く製造されており、異なる色糸で柄を織り上げる「毛違い(けちがい)ジャガード」やパイルの凹凸で柄をみせる「あげおちジャガード」などで柄を表現します。パイルの密度で柄を表現するため、ボリューム感がある風合いのものが多いです。
 
後晒しは生地を織り上げてから晒し、色をつけるので、仕上がりはカラータオルになります。後晒しタオルは大阪泉州が産地で、最後に洗い上げるため清潔で使い始めから吸水性が高いのが特長です。ジャガードタオルよりも薄手で使いやすいものが多いです。
表面加工による分類
■パイルタオル
タオル織と呼ばれる織り方でループ状の糸が特長です。ループがあることで吸水性がよく、タオルの最も基本といえる織り方です。
■シャーリングタオル
パイルの表面をカットしたものをシャーリングタオルと言います。カッ トの度合いに応じて、「半(セミ)シャーリング」、「全シャーリング」があります。ビロードのような肌触りとツヤ感が特徴です。ループが切断されているため引っ掛かりが少ないのですが、パイルに比べると少し吸収力が低下します。
■ プリントタオル
柄やイラスト等をタオル生地にプリントしたタオルを言います。プリントの方法は様々あり、色々なデザインが楽しめます。シャーリングタオルにプリントするとパイルタオルよりも細かくきれいに柄が表現できます。
 
原料糸による分類
■ 無撚糸タオル
糸は通常「撚り(より)」をかけて強度を保ちます。撚りの程度により、 柔らかく/固く感じたり、温かく/涼しく感じます。無撚糸タオルは、撚り(より)の少ない糸で織り上げたお肌にやさしいタオルです。フワフワで柔らかい肌触りと保温性に優れていることが特長と言えます。
■オーガニックコットン
オーガニック・コットン(有機栽培綿)とは、3年間農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のことです。栽培に使われる農薬・肥料については厳格な基準が設けられており、認証機関が実地検査を行っています。
オーガニック・コットンは、紡績、織布、ニット、染色加工、縫製などの製造工程を経て、最終製品となります。この製造全工程を通じて、化学薬品による環境負荷を最小限に減らして製造したものを、オーガニック・コットン製品といいます。

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